弟橘姫は浪の上に菅畳八重、皮畳八重、きぬ畳八重を敷いて、その上に座って入水した。この弟橘姫をキャラクタにした「ひめちゃん」


2010年9月 5日(日) 12:02 JST

「ひめちゃん」 弟橘姫

おしらせ

日本武尊の東征に同行。走水の海に至った時、日本武尊の軽はずみな言動が海神の怒りを招いた。海は荒れ狂い、先に進むことが不可能になった。海神の怒りを解くため、弟橘姫は「私は夫である皇子の身に替わって海に入水します。どうぞ皇子の東征を護らせ給え」と念じ、浪の上に菅畳八重、皮畳八重、畳八重を敷いて、その上に座って入水した。すると波が穏やかになり、船を進めることが可能になった。
弟橘姫は海に身を投じる際、「さねさし 相武(さがむ)の小野に 燃ゆる火の 火中(ほなか)に立ちて 問ひし君はも」と詠んだ。「相模の野に燃え立つ火の中で、わたしの心配をしてくださった貴方」という意味である。相模の国造にだまされ、火攻めにあった時のことを言っている。日本武尊に対する感謝の気持ちがよく表れている。
それから日本武尊はこの地に暫らく留まり弟橘姫のことを思って歌にした。「君さらず 袖しが浦に立つ波の その面影をみるぞ悲しき」 この歌の一節君さらずが転じて、木更津という地名となったと伝えられている。
日本武尊の「吾妻はや」という言葉とあわせると、ふたりは固い絆で結ばれていたことがわかる。
 

ひめちゃん

「さねさし 相武(さがむ)の小野に 燃ゆる火の 火中(ほなか)に立ちて 問ひし君はも」

 

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