弟橘姫は浪の上に菅畳八重、皮畳八重、きぬ畳八重を敷いて、その上に座って入水した。この弟橘姫をキャラクタにした「ひめちゃん」


2012年2月 7日(火) 18:38 JST

「ひめちゃん」 弟橘姫

日本武尊の東征に同行。走水の海に至った時、日本武尊の軽はずみな言動が海神の怒りを招いた。海は荒れ狂い、先に進むことが不可能になった。海神の怒りを解くため、弟橘姫は「私は夫である皇子の身に替わって海に入水します。どうぞ皇子の東征を護らせ給え」と念じ、浪の上に菅畳八重、皮畳八重、きぬ畳八重を敷いて、その上に座って入水した。すると波が穏やかになり、船を進めることが可能になった。
弟橘姫は海に身を投じる際、「さねさし 相武(さがむ)の小野に 燃ゆる火の 火中(ほなか)に立ちて 問ひし君はも」と詠んだ。「相模の野に燃え立つ火の中で、わたしの心配をしてくださった貴方」という意味である。相模の国造にだまされ、火攻めにあった時のことを言っている。日本武尊に対する感謝の気持ちがよく表れている。
「君さらず 袖しが浦に立つ波の その面影をみるぞ悲しき」と詩にまで詠まれる「きみさらず伝説」。この歌の一節君さらずが転じて、木更津という地名となったと伝えられている。
日本武尊の「吾妻はや」という言葉とあわせると、ふたりは固い絆で結ばれていたことがわかる。

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最終更新日: 2011年5月15日(日) 16:25 JST|138,116 閲覧件数 印刷用画面